記事No | : 1061 |
タイトル | : 和歌浦上架での出来事PART1 |
投稿日 | : 2020/03/04(Wed) 15:42:07 |
投稿者 | : Windex(風見鶏)阪本 |
参照先 | : |
皆さん こんにちは。
和歌浦の上架も第2弾になっている今日日頃、
私、ウインデックスは第1弾の2月9日に上架しておりました。
私も非常にショックを受け、掲示板にコメントすることができませんでしたが、
この3月1日に無事なんとか下架できたので、この間の出来事を書きます。
5つ位に分けて書いていきます。 小出しで5回〜ヾ(@⌒―⌒@)ノ
Part1.
1.上架前日午前中、海南クロエから和歌浦ポンツーンまで艇を運び、
明日の準備として、ジブを下ろし、メインも下ろし、メインハリヤードをスターンまで引っ張り、バックステイを外しました。
(毎年、バックステイを外すのに、この艇は時間がかかるので先にしておこう、との事だったのです。)
しかし、これが悲劇の始まり???になったのです。
今回の上架は、今上がっているロシナンテは下ろさず、上架ばかり3艇。
それとアルタイルのマストヘッドでの作業を藤永さんが行う、という割と少ない目のミッション。
さて順番は、私の艇から始まることはほぼ決まっていたので、もたつかないように作業を終えておこうとのことだったのです。
2.当日朝少しうっとうしい天気。また風が時々強い。いやだなあ〜とか少し思いました。ガウチョさん、マイマイさん、アリエルさん、私と7時半すぎに集合し、人数も総勢8人位。十分な人数です。クレーンが到着(ちょっと一回り小さいクレーンだが大丈夫とのこと)
3.船台を決めて船台の移動。
私は艇を岸壁に寄せて、ベルトを前と後ろに通して、さてバックステイ替わりに止めているメインハリヤードを外し、いざクレーンで持ち上げ。
スターンのロープを私がリードしてクレーンが艇を持ち上げて船台の場所に持っていこうとアームを回転させた5mほど動いた時、「あっ」と誰かの悲鳴。艇のマストが前にゆっくりスローモーションのように倒れていく〜〜。今度は私が「ああ〜〜〜〜〜〜!」
マストが倒れました。ヘッドがクレーン車のどこかにあたって、マストの根元は、下から引っ張っているメイハリとスピンハリに支えられながら艇から10cm位浮いています。
サイドステイはもちろん付いたまま。ぶら下がるようにマストが前のめりになってます。
作業のメンバーも一瞬、あっけに取られてようで、でもすぐに誰かが「まずは艇を船台に載せよう。その後マストを釣り上げよう」と。当たり前ですが冷静な判断でした。
艇を船台に載せてから、マストのヘッドの方でクレーンで釣り上げるようにロープをかけて少し持ち上げて、次にサイドステイ、フォアーステイ、ロープ類を順番に外していく。
ようやくマストが艇から離され、艇の隣に置かれることになった。
くしくもマストを下ろして細工をしているロシナンテのマストの隣に、さも同じように下ろしたかのように仲良く並びました。
つづく
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