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記事No 1310
タイトル 徳島対抗レース,和歌浦から回航編
投稿日 : 2021/06/28(Mon) 18:29:15
投稿者 Windex(風見鶏)阪本
参照先
毎年楽しみにしている徳島対抗レース。
今年は特に徳島スタートなので、行きは楽しいクルージングのはずが・・・・
1週間前から天気予報と睨めっこしていたけど、やはりと云うか仕方ないと云うか
雨でした。さらにさらに先発で8時過ぎに出航したフラッパーさんから
結構風も波もあるよ〜との連絡が。
Windexは11時半に「わっ君灯台」近くを出発。その約1時間前に青海波さんが出発。
師匠ロシナンテは11時に出発した。
雨合羽を着込んで、視界は約2km位の霧。メインセール、ジブセールをフルであげ、
1700回転の機帆走。スキッパーを黒江暖流上野さんに任せ、
コンパス頼みに250度に向かって見えない徳島へ
風は北で約6m位、沖の島を過ぎてから少しずつ波が高くなる。ただうねりはあるものの白波はさほど立たない。バウ、スターンの航海灯とマスト灯も点灯して、
さらにはFindshipを見て周りの本船、スマホのGPSで進行方向を確認し走るが、
雨でスマホのフリックが効かない。何度も乾いたタオルで画面を拭いてから動かす。
2時間ほど走って、前方にロシナンテらしきヨットのセールが見え隠れしてくるが、
中々追いつかない。
それでも2時頃で半分位まで来ていたように見え、ちょっと気分的にほっとする。
その頃には私の下着からなにから、身体がボトボトになり寒さを感じてきたので、
小用の際に上半身だけ別の合羽に着替える。少し元気がでる。
紀伊水道の真ん中位からは、白波が増え始めたので、エンジン回転を2000回転にし、ジブを半分巻いてエンジン主体の機帆走に切換える。速度は約6ノットから7ノット。
それからようやくロシナンテを追い越す。
天気予報では、3時頃までには徳島地方は、もう雨が上がっているはず、
なぞと二人でぼやいていたけど、ようやく3時過ぎから視界も良くなり、南に伊島が見え、
さらに右舷2時の方向に何やらヨットが見えてくる。我々二人で、
あの方向からくるのであれば、ベラノッテと思いきや、よく見ると船体が黒くない。
この日、この天候で帆走するヨットは普通では無いだろうし、絶対我々の仲間だろうとさらに観察するとマストヘッドリグが解り、「青海波」と判明。雨も上がり右舷に青海波さんを見ながら、はっきりとしてきた眉山をめざす。青海波さんとはちょうど徳島港入港がほぼ同じになり、ケンチョピアに登っていき無事ブラウさんとチサトさんの間に舫って頂きゴール。5時前に着きました。
ロシナンテは6時前に到着。その後上野さんと新町温泉まで歩き、ゆっくり浸かり、一口天ぷらで前夜祭を行って10時頃Windexで就寝しました。良く寝れました〜〜!!

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