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阿波踊りヨットレース参戦記 投稿者:BELLA NOTTE 藤永 投稿日:2016/08/18(Thu) 20:30:37 No.606

暑い中インターハイ観戦クルージングの最中、対岸の地で開催されていた、阿波踊りヨットレースに参加して来ました。
伝統あるこのレースへの参戦。
何年も前からプランを思い描いてましたが、なかなか叶わず。
今年やっとの事で。

噂に違わず楽しいレースです。
しかし設定されたコースは、
・風向によって、コース取り次第では極端に岸に寄る必要がある
・潮流も考慮に入れる必要があり、意外と勝敗の要因となる
・暗礁帯、漁網のケアが必要
お祭りレースにしてはそれなりに難易度の高いコース設定
其の時々で何かしらのアクションがあるので、飽きの来ないレースです。
iPhoneに入れてる電子チャート大活躍。

和歌山勢がインターハイに駆り出されていたので、KYCのCYGNUS(Dehler-35)で、ナビゲーター・ストラテジスト・トリマー2nd.として参加しました。
スタート直後の微風に悩まされ、スタートバッチリ決めても背後から来る軽い艇、小型艇にどんどん置いていかれる。
コレばっかりは仕方がないと。
向こうはあっても2t
こっちは艇体重量でも4.8t、其れに「限定宴会」仕様のレギュレーション適合の為、搭乗員数に対して必要十分な燃料を搭載する必要があるので、恐らく6t近い筈。
昼頃から南が吹き始める予報を信じて弱い風の中を進む。
風を狙って、沖に伸ばしたけど、どうも陸よりの潮が良いようで、レグの後半は陸よりに伸ばし、暗礁の北を掠めていく。
潮とこの時のシフトで前に出る。

折り返し地点を越えて、スピンアップすれば水を得た魚。
スタート直後の微風でのロスを瞬く間に回復し、近くにいたRisotada(Oceanis35)との長いバトル
最終的に1分10秒ビハインドでフィニッシュ。

フィニッシュ後のビールは最高。
ちゃっかり狙っていたクラス入賞も果たし、暑くて死ぬ思いしましたが楽しい遠征でした。

さて、来年も…



各クラス入賞艇
Class-A
1. NOFUZO〈X-41〉
2. EMI〈Farr-36M〉
3. KINEKINE30〈Farr-30〉

Class-B
1. FRONTIER9〈Y-31S〉
2. RISOTADA/〈Y-33S〉
3. EARLY BIRD〈Seam-31〉

Class-C
1. 埋木〈ACT WF-24〉
2. SABAAY〈Y-30SII〉
3. CYGNUS〈Dehler-35CWS〉

IRC
1. KINEKINE30〈Farr-30mod〉
2. NOFUZO〈X-41〉
3. EMI〈Farr-36M〉

All
1. NOFUZO〈X-41〉
2. FRONTIER9〈Y-31S〉
3. KINEKINE30〈Farr-30〉

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